老猫は、歯が抜けると元気になる

  体力回復して再び膝上に立つミミ、この位置が好き
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 歯槽膿漏?で抜けたミミの歯(前方)、後ろの人形は
 大阪池田の「落語みゅーじあむ」で買い求めた土鈴。
 落語「猫の災難」をイメージした鯛を咥えた猫です。
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  「ミミの歯が抜けました、
   ミミの腰が立ちました」
   (落語「ねずみ」のもじり)
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      ふとテレビを見入っているミミ
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   奈良戒壇堂裏の土塀と名残の梅花
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3月16日(日)   晴    暖か
3月3日は雛祭りであるとともにミミの日であると、家内
へ告げながら、ミミへ特別の祝い事をしてやることもな
くすぎてしまった。
3月3日を全国のミミ連のために、「ミミの日」として祝う
日にしたいものである。
この日クリミヤ半島がロシア軍隊に制圧されたという
ニュースによって、ミミの祝祭日がかき消されたのは
残念である。

三寒四温の時節に入り、ミミの体調は回復してきた。
2月21日に2度目の抗生物質注射を受けて、さらに
2週間後の3月7日に、注射を続ける必要があるかどう
かを獣医に尋ねた。異常がなけれが注射の必要は
ないというので、医者行きは止めた。

正常化の徴は次のような変化である。
二日に一度になっていた排便は、食べる量が増えた
ためか、最近は毎日それなりの量のものを残しており、
飼い主は安心の笑みを浮かべて始末している。
水を洗面器の蛇口から垂れるものを飲みたがる、と
前回報告したが、これも元のように飲料用の鉢の水を
飲むようになった。

3月13日に、カリカリ餌の皿の中で、ミミの歯が転がっ
ていたのを、家内が見つけた。
きっと歯槽膿漏と診断された歯が抜けたのだろう。
水を飲むのが辛かったのも、痙攣を起こしたのも
歯の痛みが原因であったに違いない。
障害の原因の歯が抜けたのだから、他の場所に障害
がでてこなければ、まだしばらく生きてゆきそうだ。
(ミミから聞かれない場所で、やれやれ、とつぶやく)

先日、餌と水鉢が置いてある階下で、ミミがしばらく鳴い
ていた。気に留めないで無視していたら、階段を上がっ
てきて、階上の居間にいる私たちをドアー越しに盛んに
呼ぶように鳴く。
ドアーを開けて入れてやろうとするが、居間へ入らない。
階下へ行くしぐさをするので、ミミに付いて下りてみると
餌の皿は空であり、鉢の水は底まで舐めて乾いていた。
老猫は、人を誘い出す術も心得るのかな、嵩じると
化け猫になるかもしれないと、家内と話した。
       老い猫の 歯は抜けいたり 春の月
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3月5日(水)日本演芸若手研精会へ行く。
柳家市助「道具屋」、いつも前座噺をきちんとやるので
好感がもてる。
三遊亭夢吉「一眼国」、マクラで見世物小屋の情景を
などってみせるが、なっとく出来る描写にならない。
若手は新しい導入を工夫するがいい。
一眼国は、おかしさよりも不気味さを加えたい。
柳家こみち「田楽食い」、こみちらしい「うん」付けを
連発していたが、覚えていない。
入船亭遊一「ねずみ」、素直な口調ではあるが、
一本調子に聞こえる。でもこれでいいのかな、と
私自身が自問自答する。
春風亭昇々「天災」、叫び声だけが聞こえた。
金原亭龍馬「芝浜」、高座は悪くはない。しかし落語
だからいつ演ってもいいという演題ではない。
若手真打らしい季節に合った噺が欲しかった。
     ~~~~~~~~~~~~~~~~~
3月12日(水)大阪「天満天神繁盛亭」での
「五代目桂文枝一門会」を聴きに行く。
きん枝さんの司会による門弟の挨拶に続いて
6人の高座だった。高弟、三枝、文珍は欠席。
(三枝(六代文枝)は、プログラムに挨拶を書いて
いる)
こけ枝「手水回し」、演者の大きい頭をフルに回転。
文昇「牛ほめ」、元祖牛ほめのよう。古めかしい
言い回しが出てくる。池田の伯父さんが出てくる。
秋葉山の札を張るのは、牛の尻穴ではなかった。
子軽「胴乱の幸助」、前半だけで下りる。
時間不足が分かっておるのに何故この演目を選んだ
のだろう。文枝師匠の影を追いかけている懸命の姿
だったのかな。
文喬「猫の忠信」、文枝師匠を下敷きにしているが
文喬の口調になっている。熱演であった。
中入り後
枝光「寄り合い酒」、少し物足りないが、まあいいか。
文太「本能寺」、この芝居仕立ての噺を、文枝師匠が
何度か演じたと、文太さんはマクラで解説する。
(私は初めて聞く噺。おかみさんは一度だけ聴いた
と後で言われた。)
手拭を引き幕に見立てたり、扇子を回り舞台に
見せたり、約束事を承知の上で愉しむ高座で
ある。芝居しぐさが勝負の長演の噺を
眼が見えてない演者とは思えないこなれた
動きで演じ切った。
打ち上げ会では、文太さんの盲導犬と膝突き合
わせて食事した。
   ~~~~~~~~~~~~~~~~
 文枝一門会の途上、池田へ「猪買い」に
 出かけた。猪肉は見つからなかったが、
 そこで、「池田落語みゅーじあむ」
  (三枝さんが館長)を見つける。
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  天満天神繁盛亭前の「文枝一門会」看板
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     老い猫の立ち姿
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