古猫は阿吽の呼吸の信頼を求める

                 日光浴はクル病予防に効くと知ってか、知らずか
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              暖房付き寝所「暖房ーる小屋」へ入るミミ
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1月30日(水)      快晴      気温10度位     
朝は屋根に霜が見えるが、日中は穏やかな日和りで暖かい。せっかくの
太陽の恵みを最大限利用したいが、太陽熱発電の装置を持たないので
洗濯干しと布団干し位しか利用できていない。
日光浴はクル病の予防に効くと、むかし習った。ミミを日がさんさんと降り
注ぐベランダへ何度も出してきたが、最近は日光浴は飽きてきたのか、
強制されるのが嫌なのか、ベランダへ出たいと言わなくなった。
ミミはほとんどの時間を「暖房ーる小屋」で背を丸くして寝ているが、
歩く姿で背中が曲がっていないのは、日光浴のよるクル病防止効果の
おかげだ気づいていない。

今朝は6時にミミの鳴き声で起こされた。餌場でしつこく鳴くので出てみる
と、カリカリ餌がきれいになくなっていた。ミミは寝床から出てきて、餌皿に
数粒でも残っていれば、その数粒を食べて黙って引き下がるのだが、
出てきたときに1粒も見つからないと、抗議するようにしつこく鳴く。
これは、餌不足による空腹を訴えるのではなくて、餌皿を空にしている
飼い主の不注意を非難している鳴き方である。というのは、数粒で空腹を
満たすはずがないのに、数粒でもあれば鳴かないが、まるっきりないと
わめくからだ。
若い頃は、食欲最優先の要求をしてきたが、老猫になると食欲よりも飼い
主との長年の了解事項の維持の方が重要になるようだ。
扉を開けろ、という合図もそうだ。以前は、扉の前で、人の顔を見ながら
「ミャオ、ミャオ」と鳴いていた。この2,3年(20歳を超えた頃から)は、
扉の前に黙って座っていることが多くなった。こうしていれば人間はいつか
気がついて、扉を開けてくれると承知した仕草である。
古女房との「阿吽の呼吸」に似てきている。
呼吸を違えた時に、喚めかれるのも似てきた。
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               池袋演芸場入り口前
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1月22日に池袋演芸場昼席へ出かけた。春風亭百栄から聞く。升田幸三
のような頭髪と隣人と話しているような口調、21世紀落語はこうなる
のかな、と複雑な気持ちで聞く。亭主が殴った後でかんざしを買ってくれる
という噺、題は分からない。
紫文は時流に遅れない努力を望む。導入の富山の置き薬は良いとしても、
「ペキンとコキント(胡錦涛)」や「星を売ったり買ったり」(相撲)は、老人受け
しても若者には古い題材。円太郎「紀州」、リズム感が心地よい。
小燕枝「時そば」は、これが古典落語だ、という姿勢が目立ちすぎる。
笑話が笑えないほど鯱鉾立った語り口になっている。
蔵之助「まんじゅうこわい」メリハリがきいていない。
今松「二丁蝋燭」、嗅ぎ代をとるうなぎ屋と銭の音でお代を払うけちん坊の
マクラから本題へ入る。オチの「忘れてろうそくを二丁入れてきました」が
聴き取れにくかった。「提灯を忘れてきました」というのはダメか?
夢葉の語りは楽しい。少し早口になってきている。
トリ藤兵衛がなんと「胴乱の幸助」。ここで上方の大ネタを持ち出す必然性
ありや、と思わず左右の人を見まわした。最後まできっちと終えた。えらい!
後で芸人さんとの酒の席で、藤兵衛さんが最近珍品大ネタを取り上げるの
はなぜなのか?と話題にする。
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               眠り猫、この無防備さに人間も脱力
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