古猫は氷雨でも外へ出たがる

       氷雨が降る外でも出たいと外をうかがうミミ
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       散歩道のイチョウも黄葉の輝きが落ちてゆく
       
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12月3日(土)   雨     気温15度位
今朝のミミは、6時頃階下へ降りてきて、1声、2声鳴いたようだが夢うつつ
で聞いた。再度目が覚めたら8時前だった。昨夜はNHKの「世界街歩きー
ローマ・モンティ地区」を11時近くまで見ていたので、就寝が遅かった。
11月30日(水)は、根津の公民館での贔屓師匠が素人を指導する会があり、
忘年会もあり帰りが遅くなった。その寝不足がまだ続いていたようだ。
人は、睡眠が本当に必要な時には、少々の騒音に関係なく寝入るものだと
思う。ミミが早朝の睡眠を邪魔するのだが、目が覚めるのは睡眠が浅い時で
あり、本当に眠い時には、少々のミミの鳴き声は夢にまぎれてしまい目は
覚めないものだと最近実感している。しかし、家内にそういうと、あなたは
猫びいきだからそう思うので、私は眠られない、と賛同を得てはいない。
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昨日の氷雨のような冷たい雨の日には、散歩もできないので、大分前に
録画した「お前なしではやってゆけない」という猫と芸術家の半ドキュメント
を再生して見た。見たのは向田邦子編である(漱石や内田百閒編ももちろん
ある)。冒頭で、向田邦子が愛猫へささげた文が紹介される。
「偏食、好色、内弁慶、小心、テレ屋、甘ったれ、新しもの好き、体裁屋、
嘘つき、凝り性、怠け者、女房自慢、癇癪持ち、自信過剰、健忘症、
医者嫌い、風呂嫌い、尊大、気まぐれ、オッチョコチョイ、きりがないから
止めます。あなたは男の中の男であります。私はそこに惚れているのです。
邦子」とある。
愛猫への恋文である。話は邦子が猫を飼うきっかけとなる出来事や
その後の作品への反映を解き明かす展開になるのだが、ここでは
この冒頭文だけに拘る。
女性がオス猫を描写しているので、一つ、二つミミ(めす)に当てはまらない
性格もあるが、大体猫の性格を網羅していると思った。
猫の餌(猫用に魚を煮る)も自分で作って与えていたほど猫に密着して
観察しているので、「好色」「小心」「健忘症」「癇癪持ち」「気まぐれ」など
時たまにしか見られない性格も見落としていない。
私はミミへそんな献辞を呈するほど惚れていない。ただ縁あって同じ屋根の
下で生活する動物同士として、気に食わないことは沢山あるが互いに折り
合って暮らそうと努めているだけである。ミミはどう思っているやら。
「思慮深い」という文字がないので、期待してはいけないだろう。
今日もミミが氷雨の中へ出たい、といえば、「馬鹿な奴だ」と言いながら、
雨の中へ出してやる。

  老猫になっても 「甘ったれ」「気まぐれ」で寝転び、男の気を引こうとする      
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   画冊を開くとすぐに逃げる、モデルに不適格のミミ
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